千葉大学外国人留学生と土気高等学校生徒との同世代国際交流 実施:29年8月21日(月)、10時~16時 千葉県立土気高等学校にて
【活動の報告】 1.参加者 :千葉大学留学生10名(インドネシア4名、ロシア2名、パキスタン1名、メキシコ1名、台湾1名、新疆1名) :土気高校95名(教師5名、生徒会10名、英語部2名、剣道部4名、柔道部8名、 茶道部15名、ギター部16名、書道部10名、吹奏楽部25名) :NPO法人あすみが丘国際交流4名(役員1名、会員3名)
2.概略スケジュール
3.活動内容等 剣道部では模範演技、柔道部では乱取りの練習風景を見学しました。柔道部で、女子生徒が男子生徒を見事に投げ倒すと歓声があがりました。 茶道部では正座してお点前を学び、床の間の掛け軸や生け花の説明を受けました。抹茶の立て方の演習では、少し緊張して手が震えていたようです。 ギター部では、美しいトレモロの合奏を含め、しっとりした曲を鑑賞しました。アンコールにも応えてもらいました。
昼食は、高校近くのレストランでいただきました。初対面の留学生が多かったので、趣味などを含めた自己紹介を行ったところ、たいへん盛り上がりました。 書道部では、お手本を見ながら漢字を書きました。部員のやさしいアドバイスもありとてもきちんとした漢字が書けました。団扇に好きな文字を清書し、おみやげにいただきました。 吹奏楽部の演奏は圧巻でした。整列した25名のバンドの正面で大迫力のブラスサウンドを聞きました。みんな身体でリズムを刻んでいました。 交流会では英語で楽しいやりとりがありました。Q:なぜ女子高校生のスカートは短いの? A:かわいいから。Q:1日何時間勉強するの? A高校生:5分。留学生:3時間。Q:なぜ日本はこんなに寒いの?このロシア人留学生からの質問には逆質問がたくさんでました。 会話が尽きない中、関東三本締めの手拍子で閉会しました。
4.NPO法人から 留学生の皆さんは、とても明るく、礼儀正しく、おかげさまで素晴らしい同世代交流ができました。ほとんどの留学生が、日本語の読み、書き、聴くが上手で、意思の疎通ではまったく問題がありませんでした。高校生の話す英語もほとんど理解していたようです。高校生も日頃のクラブ活動の成果をいつもと違うゲストに対し発揮することができ、とても喜んでおりました。 留学生の皆さんに感想文を書いていただきましたが、この中に、「もう一度訪問したい」、「他のクラブ活動も見たい」、「実際に体験させてもらえるのはうれしい」、「昼食もいっしょが良い」、などの要望がありました。もし、来年またこのようなイベントが可能なら、これらの要望を加味して実施したいと思います。
最後に、 本企画にご協力を頂きました千葉大学学務部留学生課、および千葉県立土気高校の皆さま、その他、ご協力をいただいた皆様に感謝申し上げます。
NPO法人あすみが丘国際交流 |
担当 内藤一芳