プラザまつり2019

 

あすみが丘プラザの修繕が終わりプラザまつりが復活しました。今回AIFSは、いつもの出店部に加え、展示部と発表部・体育館にも参加し大忙しでした。

 

<多目的室--展示部>

 

会員が海外にいた時に作った手芸作品や帰国後も修練を重ねた作品が所狭しと並びました。特に今回のプラザまつりに合わせて会員が作成したシャドウ・ボックスも展示されましたし、「くらしのにほんごくらぶ」のタイ人参加者からも出品がありました。全てなかなか好評で終了時には非売とした作品以外はほとんど残りませんでした。ご厚意により売却額の一部は会に寄付していただきます。

 

また、田川会員からは「どうぶつたちの国際交流」と銘打ってたくさんの動物の陶芸作品を出品していただきました。今回の企画のためにカンガルーとバイソンは窯から出したてのホカホカで届けられました。5大陸すべての動物たちが集まっているわけですが、これは「地球は人間達だけのものではない、他の生物達と共有して生きていかなければならない、もちろん人類は様々な人々と共に生きていかなければならないし、さらに世代を超えて地球を共有していかなければならない」というAIFSからのメッセージでもあり、SDGsの精神に繋がるものです。(SDGs2015年の国連サミットで採択され、30年までに達成を目指す国際目標)

 

 

 

多目的室においては、アメリカ、ベトナム、オーストラリアとskypeを通して、ライブでビデオ会話を行いました。84日に「現代ベトナムの紹介と日本との関係」と題して講演をしてくれたTuさん夫妻も実験台で国分寺から出てくれました。プラザのWiFi環境がもう一つだったり、プロジェクターが古かったりでセッティングは苦労しました。慣れればもっとスムーズに行えそうに思えます。

 

 <体育館--発表の部>

 

AIFSは毎年、日本在住の留学生と土気高校の生徒さん達の交流を手伝ってきました。今年も17名の留学生と土気高校約80名の交歓と学びの場がセットできました。プラザまつりの発表の部の方から「参加者が少なくて何か出てくれませんか」とお話があった時に、思い出したのが土気高校のスクール・ビジットの際に生徒たちに御礼にと披露してくれたスプニさんのスリランカの民族舞踊とフランさんのモンゴル民話の紙芝居でした。日本語スクールに通いアルバイトにも忙しい彼らですが、快く引き受けてくださりプラザ体育館でもまた披露してくれました。舞踊の音源手配や紙芝居のスキャンからプロジェクターに映すまでの調整には苦労しましたが2つの演目は大好評でした。自国の文化を大勢の前で堂々と伝える勇気は立派で賞賛に値します。

 

スリランカ舞踊

モンゴル民話の紙芝居