スクール・ビジット(留学生、土気高校訪問交流)
実施日:2019年8月21日(水)午前10時~午後4時
参加者:
双葉外語学校
7名(フランス、ロシア、キルギス、スリランカ、ベトナム、中国、韓国)
スリー・エイチ(3H)日本語学校
10名(ネパール、モンゴル、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマー、ベトナム)
土気高校 80名(生徒会役員、国際交流委員、英語部、茶道部、華道部、
剣道部、ギター部、吹奏楽部、担当顧問・教職員)
AIFS 6名
AIFS恒例の国際交流イベントとなった“スクールビジット”に今年もいろいろな国からの留学生が参加してくれました。 他方、訪問を受ける土気高校では、貴重な夏休みの最中にもかかわらず多くの生徒さん、先生方が万端の準備をして迎えて頂きました。
朝10時少し前に土気駅に着いた留学生はボランティアの車に分乗。校門からは出迎えの生徒さんの先導で校長室へ。校長先生のご挨拶を拝聴した時はみんなやや緊張気味。
校舎へ移動して受付を済ませると土気高校クラブ活動体験ツアーがスタート。
まず日本伝統文化の代表格の茶道部を訪問。初めて見る茶室や茶器の造形、掛け軸に興味津々。慣れない正座に四苦八苦しながらも初めて味わう本物のお抹茶と和菓子を頂きみんな上機嫌。
次に、華道部を訪問。実習室では顧問の先生から手解きを受け、各人が用意された生花を使って生け花に挑戦。部員の手助けを借りながらも生け花を完成。意外な出来栄えにご満悦。早速スマホ写真をパチリパチリ!
午前中最後に訪れたのは日本武道の雄、剣道部。防具を着けた勇壮な部員による模範演技を見学した後、実際に竹刀を握って基本の立ち姿勢から、小手、メン、胴への連続技をまねるも上手くゆかず各所で失笑が起きていました。
お昼は、学校の近くのレストランで食事をしながら談笑。イスラム教の人やベジタリアン向けのメニューを用意してもらい全員が楽しめるランチタイムになりました。ここでは自分と同じ学校の生徒同士は勿論、他校の留学生とも友達になり、いろいろ情報交換が出来たようです。
午後の部の最初はクラッシックギター部の演奏。普段の猛練習の成果を遺憾なく発揮して部員全員が一糸乱れぬ合奏を次々に披露。聴き入る留学生は昼食後のひと時をクラッシックギターの音色にまどろむ時もありました。
次に訪れたのは吹奏楽部。関東大会で上位入賞する実力派ブラスバンド。部員全員が奏でる管楽器の迫力は鼓膜のみならず五臓六腑を震わすド迫力。留学生もその迫力に圧倒され暫し我を忘れて聴き入っていました。アンコールは無理を承知で2曲お願いしました。
最後に、返礼として留学生を代表してS嬢がスリランカの民族舞踊を披露。そしてF嬢とB君がモンゴル民話を手作りの紙芝居、然も日本語のナレーションで演じてくれました。これにはその場にいた全員がびっくりするやら、うっとりするやら。
土気高校部活動見学・体験ツアーのフィナーレは各国留学生と土気高校生との親睦・交流タイム。今日一日のいろいろな見学・体験の印象や感想、また自分の国の文化との違いを日本語・英語交じりに身振り手振りも加えて楽しく意見交換。和やかな中にも双方に異文化を体感する場となった。