2022-11-27プラザまつり

1年あけてのプラザ祭り参加でしたが、今回はパネルの展示、会員の手作り作品の展示に加え講演を5本と盛りだくさんで次への期待が持てる内容でした。

FSCについて

FSCジャパンのジュニア・アンバサダーである3名にリモートで講義してもらいました。彼らは高校生6名のグループであり97組の応募者グループから選ばれた若者です。Zoomによるリモートという道具立てのおかげで受験生でもある彼らの講義も可能になりました。実際当日が受験日であり参加できない子もいましたが、森を守ることの大切さを訴えるとともに、国際的な枠組みの中ではFSC認証がついた商品を使っていくことでこの目的が果たされることを教えてもらった。例えば、当日配布のグッズでマクドナルドのパッケージはFSC認証がついたものを使っていることが分かった。

ウィスコンシン州とモン族について

 

現在、土気高校のALTとして英語を教えているElizabeth Xiongさんから、出身地のウイスコンシン州とその出自であるモン族について講義してもらった。リズさんはアメリカ生まれのアメリカ人であるが、モン族の3世である。モン族は中国・ラオス・ベトナムの国境地帯に住む国を持たない民族であるが、ベトナム戦争の際にアメリカがホーチミン・ルートを叩くために協力させられた。アメリカの敗退後、モン族は虐待されたり殺害されたりしたため、アメリカが大人数の移民を認め、多くがウィスコンシンに移り住んだそうである。ロヒンギャ、ベドウィンなどの国を持たない少数民族が直面する厳しい現実を教えてもらった。講演は美しい民族衣装を着てのものであった。

 

Loringからハロー

 

Loringはあすみが丘在住時にAIFSの「くらしのにほんごくらぶ」に通い日本語を学習していたアイダホ生まれのアメリカ人です。今は英国領事館の雇用で都内の高校でALTの教師をしています。当日は大網でやっている演劇の舞台の合間に化粧をつけたまま、大網からリモートで参加してくれました。懐かしい仲間との再会と高校生との軽い英語レッスンを楽しみました。大網から舞台の合間にという隙間時間が生かせたのは、やはりリモートのおかげでした。

フェアトレードを推進しよう

フェアトレードとは「公正な取引」のこと。開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購することで、場の弱い 生産者の生活改善と⾃⽴を目指す運動です。

あすみが丘で昨年 12 月、このフェアトレードを体現した"FAIR TRADE CAFESHOP"がプラザの 1 階にオープンし、千葉市初のフェアトレード製品だけを扱うお店です。

 

"FAIR TRADE CAFESHOP"の運営にあたるあすみが丘プラザ指定管理者構成団体のある「特定非営利活動法はぁもにぃ」は発達及び知的障害児・者が地域や 社会の中で生き生きと豊かに実りある生活を送れるよう支援していきたいという趣意のもとに設された千葉市緑区のNPO です。

台湾ってどんな国

 

Bisan Chang(張 碧珊)さんは、最近日本の小池酸素に就職を決め、あすみが丘に住みxx工業団地に通う台湾人女性であり様々な台湾の側面を語ってもらった。台湾有事という言葉が新聞を踊っている今、とてもビビッドな紹介であったと思う。彼女は日本語検定1級の取得者であるが、日本に住み始めて1月足らずで、くらしのにほんごくらぶのレッスンを3回も受けているという勉強熱心な方で、「お疲れ様でした」と「お疲れ様です」の使い分けなどという質問もされています。さすがに1級の実力、通訳なしで軽々乗り切ってしまいました。

英語で遊ぼう

「くらしのにほんごくらぶ」に通うカースティーさんが子供たちのための英語レッスンを開いてくれました。参加者は子供7名、その親御さん5名の参加がありました。子供たちの声が最初は小さかったのですが、レッスンの終了時までにはどんどん大きくなってしっかりしたものになっていきました。ネイティブの発音を最初のレッスンから叩き込まれるのは悪くないですね。立派な国際人が育ってほしいです。

房州鎌

国の伝統的工芸品に指定された千葉の工匠具で房州うちわにつぐ2つめになるそうです。伝統の技を宮原さんが紹介してくれました。